日本の本当の良さは、海外に行ってみないとわからない。
みなさんこんにちは、あらおです。
早速結論からいうと、海外旅行に行く最大のメリットは「世界が広がる」から。
世界が広がるなんて意識高めのワードはあまり好きではありませんが、他にいい言葉が見つかりませんでした。笑
ただ、これには色んな意味合いが含まれているので、最後まで読んでいただけると幸いです。
比較対象ができる
「何かの良さ」というのは比較対象があってはじめてわかります。
私は沖縄の出身なのですが、県外に行くまで沖縄の海が特別に綺麗だと気がつきませんでした。
海外に行くまで、日本が本当に恵まれている国ということに気がつきませんでした。
学校に通うまで、自分が天才で、女子にモテるイケメンで、運動神経も抜群なんて気がつきませんでした。(ただの被害妄想)
日本の外に行ったことがない人は、比較対象がありません。
ポケモンでいうマサラタウン、ワンピースでいうフーシャ村など、最初の街から出ていない状態です。
あなたにもあるのではないでしょうか?
自分の街から出てどこかに行った時、自分の街の良さや悪さが見えたことが。
何か新しい環境に飛び出した時に、それまでの環境の良さや悪さが見えたことが。
海外にいくと、日本の良さや悪さが見えてきます。
日本の素晴らしさを再認識できるのは、海外旅行の大きなメリットです。
固定概念がなくなる
海外に行った人がよく言うのが、「価値観が変わった」ということ。
個人的な意見としては、「価値観が変わった」のではなく、「固定概念がなくなった」が近いと思います。
私たちの中には、さまざまな「普通」や「当たり前」、「常識」があります。
それらは自分の中での常識であって、みんなの常識ではありません。
海外には、虫を食べるのが当たり前の国もありますし、ネズミを食べる場所もあります。
沖縄だって、ヤギを当たり前のように食べたりします。
それらを見ると、「ウワッ」と思うかもしれませんが、海外の人から見ると「卵かけご飯」や「刺し身」なんかも寄食だったりします。
理由としては、海外は基本的に生のものを食べる文化がないためです。
アインシュタインの言葉で「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
とありますが、まさしくその通りだと思います。
今ある常識を疑う機会をくれるのも、海外旅行のメリットです。
違いを受け入れられるようになる
「固定概念がなくなる」に近いかもしれせんが、日本と海外ではさまざまは「違い」があります。
例えばインドだと、宗教上の理由で豚肉を食べなかったり、お酒を飲まなかったり。
電車は当たり前のように遅れてくるし、最大で8時間遅延したこともあります。
割り込みは平気でしてくるし、しょっちゅうウソはつくし。笑
最初のうちは、「なんでこうなんだろう」と考えていましたが、理由は簡単でした。
「だって、インド人だから」で全て片付けられるのです。笑
このとき私は、違いにイライラしたりするのではなく、違いを受け入れることが重要だと気づきました。
違いを受け入れることで、多様性を受け入れられっるし、自分とは異なった考え方をする人にも優しくなれます。
圧倒的な景色や建物に出会える
「海外」とひとくくりにすることはできませんが、やはり世界は広いです。
例えばボリビアにあるウユニ塩湖なんて、標高約3700mと富士山の頂上とほぼ変わりません。
さらに、広さは約11,000k㎡と東京都の約5倍、岐阜県と同じくらいの面積を誇ります。
カンボジアのアンコールワット遺跡群の広さは約400k㎡、東京ドーム約8500分です。
東京ドーム8500個分というのは、甲子園球場約8500個分に相当します。笑
日本には日本のすごいところがたくさんありますが、世界には世界のすごいところがたくさんあります。
あなたの街で自慢のものでも、県や全国と比べると大したことない、、、という同等のことが、世界規模であるのです。
世界のリアルを知ることができる
インドは野良牛が当たり前のようにいるし、陽気でないアメリカ人だってたくさんいます。
イスラム教の人だっていい人ばかりだし、アフリカの人だってお腹いっぱいになったら残します。
テレビや本などのフィルターを通して得た情報は、本当の意味でのリアルではなかったりします。
スラム街は貧しくてかわいそうと思っている方も多いかもしれませんが、実際はそれも違います。
確かにスラム街は金銭的に貧しいかもしれませんが、決してかわいそうではなく、むしろ幸せに生きています。
治安の悪い「地域」はあっても、治安の悪い「国」なんてないし、どの世界の人も優しい人ばかりです。
私ちちが何かを通して取り入れた情報は、リアルとかけ離れていることも多いし、誰かのフィルターを通されています。
この文章だって私のフィルターを通されており、本当の世界を見るには自身で足を運ぶしかありません。
問題解決能力が高くなる
海外にいくと、日本では起こり得ないことがよくおきます。
言葉が通じないとか、移動手段が確保できないとか。
そういった対処をしていくことで、「どうするか」を常に考えるため、問題解決能力が高まります。
なにか問題を解決するためには、問題を細分化し、ステップを踏まなければなりません。
例えばクレジットカードを盗まれたとしたらカードを止めなければなりません。
そのためにはカード会社に電話→そのためには国際電話が必要→でもかなり高額だし、できる環境がない。→Skypeでできるらしい
といったように、問題を解決していく機会がおおいため、問題解決能力が高くなるのです。
適応力が備わる
先ほどの「違いを受け入れられるようになる」で述べたように、海外と日本にはさまざまな違いがあります。
そして同時に、さまざまな問題も起こります。
カレー屋にいってスプーンがなかったら手で食べるし、砂漠でう◯こしたくなったら野グソするしかありません。
不便だなあとか思いながら乗り越えていると、いつのまにか慣れています。笑
トイレの便座がなくても適応できるし、ホットシャワーがでなくても仕方ないなと思えます(どちらもあるあるw)
問題を解決し、違いを受け入れているうちに、「こういうものなんだ」と適応力も備わっていくのです。
選択肢が増える
圧倒的に、あらゆる面で選択肢が増えます。
当たり前ですが、自分の知識の中からしか選択をできません。
例えば、幼稚園生の頃にアヒージョを食べたいと思ったことがないのは、アヒージョの存在をしらないから。
ジョージアという国に行きたいと思ったことがある人はほぼいないでしょう。
しかし、美男美女が多くご飯も美味しい、自然も豊かで物価も安い国があるけど行きたいか?と質問すると、
おそらく多くのかたがYESと答えると思います。(ちなみにそれがジョージアです)
世界には、ジブリ映画のような場所がたくさんあります。
宮崎駿さんが実際に足を運んだかはわかりませんが、ジブリの世界観を作れたのは、いろんな世界を見たからだと思います。
知らない世界に触れ、幅広いことをすることで、選択肢を増やすことができます。
また、海外にいくと日本以外に住む選択肢もできるため、それもメリットといえます。
幸せのハードルが下がる
海外にいくと、日本で当たり前だったことが、当たり前じゃなくなります。
綺麗なトイレ、美味しい白米、24時間開いているコンビニ、ホットシャワーなど。
シャワーのときにお湯が出るだけでホッとしたことありますか?(面白くない)
本当に、日常の当たり前に物凄く感謝できるようになります。
幸せのハードルが下がると、日常がものすごく幸せに感じます。
幸福感を感じたいのであれば、海外に行ってもてもいいかもしれません。
自分がいかに恵まれた環境にいるかを体感することができるかと思います。
まとめ
海外に行くことのメリットは伝わりましたか?
正直なところ、メリットなんて考えずにとりあえず行ってみて欲しいというのが本音です。
恋愛するのにメリットなんて考えないですよね?
あなたもきっと、旅に恋をするはずです。
という私は、ここ数年彼女がいないのでした。。。泣
See you...