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旅の話

海外旅行者が実際に被害にあった犯罪事例15選【日本じゃありえない!】

国境超えれば犯罪も変わる。

みなさんこんにちは、あらおです。

今回は、海外で実際にある犯罪事例を紹介していきます。

これから海外に行く予定のある人は対策になり、その予定がない人も面白い世界を見れると思います。笑

実際に私があった犯罪、もしくは私の友人、友人の友人が被害にあった話です。

発生地域、対策、身の守り方など、タメになる情報盛りだくさんなので、旅人は参考にしてもらえれば嬉しいです。

※発生地域に関しては、特にこの国というのを書いていますが、もちろん全世界で可能性はあります。

記事を読む前に注意点があります。

どの国も本当に楽しいし、魅力的です。

あくまでも「犯罪に巻き込まれる可能性がある」ということ。

犯罪の事例を紹介することで、事前に防ぐこと、もしくはいざというときにパニックにならず対処できることを目的とした記事です。

どうか、海外=危険というイメージは持たないでください。

それでは、紹介していきます。

被害数業界ナンバー1「スリ・置き引き」

パーカーのフードをかぶった女性

【発生地域】全世界

圧倒的に被害数業界ナンバー1のシェアを記録しているのが、このスリ・置き引きでしょう。(あらお調べ)

スリ・置き引きがない地域を探すのは、産婦人科で処女を探すくらい困難です。

意外かもしれませんが、スペインなどは特に被害が多い。

「目の前でマジックを見せてもらい、そのマジックに使われた100ユーロがいつの間にか盗まれていた」

という話もあるくらい、スリの技術も発展しています。

理由をつけて地図や新聞などを広げ死角を作ったり、物を落として気をひいたり。

ジッパーつきのポケットでもナイフで切られ、盗まれたという話もよく聞くので油断しないようにしてください。

日本のように、後ろポケットにiPhoneを入れて歩いたりすると、秒で盗まれちゃうので、気をつけてくださいね。笑

タクシーなどで窓を開けてスマホをいじっても、外から盗まれることもあるので要注意です。

対策:

・ポケットには貴重品をいれない。

・人混みや電車、エレベーターなどではかばんは前に抱える。

Simple is worst「首絞め強盗」

イルミネーションが首に絡まっているサンタクロース

【発生地域】スペイン、イタリア、エチオピアなど

首絞め強盗とは、強盗に思いっきり首を締められる。

ひたすら暴力を受け、無抵抗になった後、もしくは落ちた後に金品を強奪するのである。

とてもシンプル。

そして、圧倒的に身体的ダメージを受ける強盗。

Simple is best ならぬ、Simple is worst。

対策:

・極力一人で行動しない。

・夜は出歩かない。

最低でも持ち物は汚れます「ケチャップ強盗」

ケチャップとマスタード

【発生地域】ブエノスアイレス(アルゼンチン)

ケチャップ強盗は、強盗というか、スリに当てはまりますかね?

強盗とスリのハーフです。

犯行は複数名で行われるのですが、犯行手口が厄介。

まず、一人が気付かれないようにケチャップをかけます。

その後、「汚れているのでふいてあげますよ」という心優しいかたが現れます。

拭いてくれている間に、いつのまにかスられているというもの。

荷物が汚された場合は、拭こうとして荷物をときに盗まれることも。

①動揺させて、そこに注意をひかせる

②その間に盗む

というのがパターンですので、もし被害にあったら「ケチャップ強盗だ」と思い、安全な場所を確保した上で対処しましょう。

ケチャップ強盗と呼ばれていますが、マヨネーズ、マスタード、ペンキ、糞など臭い・汚い液体や水など、どれも可能性があります。

対策:

・バックパックには、ザックカバーをする(盗難防止にもなります)

・決して動揺しない。

・人混みで貴重品を出さない。

記憶とお金を返して「睡眠薬(昏睡)強盗」

大量のクスリ

【発生地域】インド、カンボジア、フィリピン

飲み物や食べ物に睡眠薬などの薬を入れられ、気を失っている・昏睡状態になっている間に身ぐるみを剥がされているというもの。

薬を混ぜられたくらい、大丈夫だろ。

と思う方もいるかもしれませんが、電源を切ったかのように、綺麗に意識がなくなります。

ここまで断言できるのは、実際に被害にあったから(小声)

その体験談の記事も貼っておきますね。

海外旅行で実際にあったトラブル【睡眠薬強盗】

幸いにも(?)私は被害がお金だけで済みましたが、持ち物を全部盗まれる可能性もあります。

最悪の場合は強姦される可能性もあるので、特に女性は気をつけてください。

マジで!意識飛びます。

対策:

・見知らぬ人からもらったものは口に入れない。

※お店でも、目の前で開封してもらうようにしましょう。

目的地は地獄「タクシー詐欺」

スマホを持った女性とタクシー

【発生地域】全世界(特に空港から乗るタクシー)

タクシーから犯罪の被害にあうことは、かなり多い。

特に、観光地や空港から外国人を乗せるタクシーは基本的に怪しいので、気をつけてください。

夜、空港から飛行機に乗ることは基本的にオススメしませんので、夜間着の飛行機は避けることをオススメします。

私は、夜中に着いたら空港泊していました。

UberやGrabが使える場合は、なるべくそっちを使うようにしましょう。

タクシーでの犯罪被害は大きくわけて2パターンです。

不正な請求

これがタクシーで最も多い被害ですかね。

日本のタクシーは、メーターの通りお金を払えば済みますよね。

しかし海外は、そんなに甘くありません。

メーターなんか付けず、料金を言い値で払わせようとします。

もしくは、1,000円って言っていたのに、「そんなこと言っていない」と言ってきたり、めちゃくちゃ遠回りしたり。

意図的、故意的に関わらず違う場所に連れて行かれても、料金は請求されます。

空港・観光地(特に夜は)ぼったくり率がかなり高いです。

対策:

・メーターがついているか確認・指摘する

・メーターがない・使わない地域は、事前に相場を調べておく。

・相場を調べていないときは、複数のタクシーに聞いて相場を把握する。

・後で高い値段を言われても、強気にいく(逆上されて余計な犯罪に巻き込まれないよう注意)

・何度も値段を確認する。(心配なら紙に書かせる)

知らないところに連れていかれる

目的地と全然違う場所に連れていかれて、身ぐるみをはがされたり、高額なお金を請求されたりすることもあります。

そもそも目的地知らないのに、なんとなくの予想でお客さん乗せる運転手もたくさんいます。

本当に厄介ですね。笑

ちなみにインドでは、「祭りがあるからそこにはいけない」と言われることがありますが、9割9分ウソです。

わたしは、本当に祭りだったことが1回だけありました。笑

対策:

maps.meというオフラインでも使える地図アプリがあるので、あらかじめダウンロードし目的地にピンを打っておきます。

GPS機能もあり、方向がわかるので確認・道案内しましょう。

海外だと超身近「マリファナ詐欺」

マリファナの葉

【発生地域】インド、エジプト

海外にいくと、マリファナ(大麻)は身近にあります。

宿で吸っている人もよくいるし、普通に自生しているのもみました。

マリファナが危険とか、身体に悪いとか、そういうことを言っているのではありません。

海外では、いたるところにマリファナの売人がいます。

マリファナは合法の国もあるので、試してみるのも良いかとは思いますが、

違法だけどみんな吸ってるよね。

みたいなグレーゾーンの国が多くあります。

実際にインドでは、警察官が制服姿でマリファナを吸っているのを目撃しました。

ただ、売人と警察がグルになっている可能性もあるので気をつけましょう。

具体的には、売人がマリファナを売る。

→そこに警察が来てみんな捕まる。

→刑務所に入る or 多額の罰金(ワイロ)を払う

(売人はグルなので、あとで警察と山分け)

他にも、警察が一緒にマリファナを吸う。

→「お前マリファナ吸ってるだろ。逮捕する。」と手のひら返しに言われる。

→拘置所に連れて行かれる or 多額のワイロを払わせられる

ということもあります。

海外は、国家権力を私欲のために使う汚職警官が普通に存在します。

(国家権力を私欲のためにってワードかっこいいとか思ってる)

警官同士は汚職など暗黙の了解ですし、言葉も通じない日本人が何をいっても相手にされない(ことが多い)ので

かなり不利な状況になります。

わたしの知人も数百万円を借金して支払っていました。

本当に気をつけましょう。

対策:

・吸わない・もしくは信用できる人としか吸わない。

・合法の国でしか吸わない(当たり前か)

ひたすら強行突破「売りつけ詐欺」

【発生地域】インド、トルコ、エジプト

宝石屋や絨毯屋、旅行会社などのお店に連れて行かれ、高額なものを強引に購入させられる。

ただの押し売りで断ることが可能な場合もありますが、購入するまでお店から出られないこともあるとのこと。

日本でも原宿の黒人グループなどが有名です。

あまり言いたくないですが、日本語で話しかけてくる親切で気さくな現地人は、信用できないことが多いです。

対策:

・安易についていかない。

ポーカー詐欺

【発生地域】カンボジア

細かいパターンはありますが、大まかな流れを紹介します。

現地の人に(日本語などで)声をかけられ、家などに招かれる。

→賭けポーカーをする流れになる(断れない空気)

→タッグを組んで勝とうと持ちかけられる

→掛け金が少額のときは上手くいき、勝ち続けられる

→掛け金が高額になったタイミングで大負けする

対策:

・安易についていかない(こればっか)

・信じているふりをしつつ、コンビニ・電話などを理由に外に逃げ出す。

物乞い

両手を差し出してなにかを求めている

【発生地域】フィリピン、インド

物乞い自体はどの国でもありますが、特にフィリピンやインドが多い印象です。

ストリートチルドレンも多く、集団で両手を掴み、ポケットから貴重品を盗るケースも。

私がフィリピンであったストリートチルドレンも巧妙なテクニックを持っていました。

歩いている私の右側に並行して歩き、右手で物乞いをしてきます。

そして右手に注意を向けているスキに、左手をポケットに入れてくる手口。

盗難の被害にはあいませんでしたが、巧妙なテクニックでした。

少額のお金をもらう際に財布の出どころを見られ、スリにあうこともあるので注意です。

対策:

・一人で出歩かない。

・一定の距離を保つ。

・きっぱりと断る。(インドなんかは、10分以上ついてくることもあります)

※物乞いは数が多すぎて、あげていたらキリがないのが現状で、かなり深刻な問題です。

スキミング

クレジットカードと南京錠

【発生地域】全世界

ATMでお金を下ろす際、お店でカード決済をする際などに、カード情報を読み取られることがあります。

その結果、クレジットカードが不正利用されたり、口座のお金がなくなったりします。

私が一緒に旅をしていた友人もスキミング被害にあい、10万円ほど被害を受けていました。

不正利用が証明できた場合、基本的にはカード会社が補償してくれますが、

・一時的にお金がなくなる

・そのカードが使えなくなる

ので、長期旅行の場合かなり厄介です。

対策:

・警備員がいるATMなどでお金を下ろす。

・予備のカードを複数枚用意しておく(紛失・盗難・スキミング被害にあったときのため)

・カードの上限金額を設定しておく。

・口座を小分けにしておく・親などに現金として預け、定期的に入金してもらう。

補足:

海外旅行保険も充実しているため、楽天カードをオススメします。

タダより高いものはない「無料のもの全般」

パソコンを前に喜んでいる女性

「タダより高いものはない」と言われますが、まさにその通り。

無料のはずだったのに。。。

というパターンもたくさんあるので、いくつか紹介していきます。

注文していない料理

レストランなどで、注文していない料理がくることがあります。

サービスや注文ミスと思い、手をつけたら高額の請求をされます。

お菓子やピーナッツなど、サービスだろうな。

と思うものでも店員に確認しましょう。

親切なカメラマン

「写真を撮ってあげるよ」

といって近寄ってくるカメラマンにも要注意です。

その後お金を請求され、払うまで渡したカメラが返ってこなかったり、そのまま走って逃げられたりすることも。

CDプレゼント

フリーだから俺のCDを聴いてくれ、と言って無理やり渡してきます。

受け取ると、ひたすらしつこくチップを請求されるので注意です。

荷物持ち

空港などで、勝手に荷物運びをする人がいます。

ただのチップ目当ての場合もありますし、そのまま逃げる人もいるので、自分の荷物は自分で持ちましょう。

アクセサリーのプレゼント・試着

アクセサリーなどを身に着けさせ、「汚れた」や「壊れた」などを理由にお金を請求してくる詐欺。

もしくは、ハズれないよう着けたりしてきます。

対策:

・きっぱりと断る。

・なにか言われても、(トラブルにならない程度に)強気で。

ぼったくり

レシートの写真

ぼったくりは、犯罪かもしれませんが、線引きが難しいところです。

砂漠の真ん中で2リットルの水が1万円で売ってたら、ぼったくりですか?ということ。

これは個人的な言い分なのですが、ぼったくりは悪くないと思うんですよね。

(歌舞伎町の犯罪のように、後だしで価格を上乗せする場合は除く)

理由としては、「値段に納得した上で購入したから」。

嫌なら買わなければいい。それだけです。

「日本なら〜」みたいな話を聞きますが、そもそも日本ならその値段で買えないことがほとんどなので。

もちろん私も、足元を見られた値段設定や、人を見て値段を決められることは嫌いです。

ただ、「値段に納得したのは自分」ということは忘れないようにしています。

対策:

・事前に値段を確認する。

・値段に納得しないなら、買わない・価格交渉する。

身を守るために

走っている男性の影

今回、さまざまな犯罪事例を紹介しましたが、犯罪は突然身にふりかかります。

スリや詐欺など、自己管理によって防ぐことができる犯罪もありますが、

「バスに乗っていて強盗にあった」などは防ぎようがありません。

みなさんにお願いしたいのが、

「所持品よりも自分の命を大切にすること」です。

コロンビアでスリにあった大学生が犯人を追いかけた結果、発砲され死亡した事件もあります。

忘れないでほしいのが、相手が子供だったとしても「銃を所持している可能性がある」こと。

あなたがどれだけ腕力自慢でも、銃で撃たれたら終わりです。

どれだけ足が速く犯人に追いつけても、その先に仲間がいたら集団でやられます。

いくら価値がある、いくら思い出があると言っても、所詮はモノです。

「いかに大きな犯罪に巻き込まれないようにするか」を

心がけてください。

盗まれたものをきっぱりと諦めることが難しいことなのはわかります。

なので私は、海外旅行保険への加入を強くオススメします。

3ヶ月以内の旅行であれば、クレジットカードの海外旅行保険でもカバー可能です。

実際にわたしも楽天カードの旅行保険にお世話になったことがあります。

盗難されても、後々お金が返ってくると考えると、少しは諦めがつくからです。

本当に、安全第一でお願いします。

ただ忘れないで欲しいのが、どの国も魅力的で、優しい人ばかりです。

犯罪に気をつけながら、いろんな国に目を向けてくれると嬉しいです。

いい旅行ライフを。

See you...

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