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旅の話

海外旅行中のトラブル対応【状況別】

びっくりした顔の女性

海外でのトラブルほど心細いものはない。

みなさんこんにちは、あらおです。

海外旅行中のトラブルは、本当に不安になります。

今回は、さまざまなトラブルについての対応をまとめていきます。

基本的にすることは、下記の通りです。

海外旅行中のトラブル対応

・警察に行き被害届をもらう

・大使館に連絡して助けを求める

・保険会社に連絡する

・対応すべきことを1つずつ済ませていく

・書類系は全て保管しておく

また、先に言っておきますが、海外旅行保険は必須です。

海外旅行保険に加入すべき理由4選。【意外と知らない】

それでは、状況別に紹介していきます。

海外旅行中に紛失・盗難の被害にあった場合

強盗

海外旅行中は、盗難など何かしらのトラブルによって荷物を紛失してしまうことがあります。

日本のように、後ろポケットに財布やスマホをいれて歩くと盗難されてしまうので注意してください。

スリや置き引きのほとんどは自己防衛することができます。

とはいえ、強盗や空港でのロストバゲージ(手荷物が届かないこと)など、防ぎようがないこともあります。

状況や紛失したものによって対応が変わるので、注意してくださいね。

空港で荷物が来なかった場合

空港の荷物受け取り場所

ロストバゲージ(預けた手荷物が来ないこと)の場合は、街中で紛失した場合と対応が異なります。

空港でその旨を伝え、書類(手荷物遅延証明書)を記入します。

連絡先や荷物の特徴、荷物の内容などを記載することになります。

ロストバゲージは0.5%の確率で起こると言われていますが、77%の確率で手元に戻るとのこと。

実際に私も荷物が来なくて絶望しましたが、(早朝だったので)空港で仮眠している間に遅延してきました。笑

荷物が6時間を経過しても来ない場合、航空会社やクレジットカードの補償購入できることがあります。

ただし、下着などの生活必需品のみで、上限の目安は2万円ほど(領収書は忘れずに)

完全に荷物を紛失してしまった場合の対応も会社や保険内容によって異なるので確認してください。

・空港で手荷物遅延証明書をもらうことを忘れないでください。(保険申請に必要です)

・補償条件が定められているので確認を忘れないでください。

また、リスク管理として、荷物がなくなっても大丈夫なように工夫して預けるようにしましょう。

特に、乗り継ぎがある場合は紛失の可能性が高くなるので、意識していてください。

パスポートを紛失した場合

旅の持ち物の写真

パスポートを紛失した場合、帰国することができません。

そのさいの選択肢として、

1.渡航書の作成

2.新規パスポートの発行

の2パターンがあります。

どちらも基本的な流れは、以下の通りです。

渡航書の作成手続き

1.警察署でポリスレポート(証明書)をもらう

2.日本大使館で紛失届を提出

3.日本大使館で発行手続きを行う

ただし、発行の際の手続きと所要時間が変わってきます。

警察署でポリスレポート(証明書)をもらう

書類を書いている写真

パスポートを紛失した場合、まずは警察署に行き、その旨を伝えましょう。

状況などを聞きまとめてくれ、ポリスレポートを発行してくれます。

※基本的には英語対応なので、英語が皆無な方は、できる方に同行してもらうことをオススメします。

頼れる人がいない方は、日本人宿に行けば手助けをしてくれる方がいるかもしれません。

警察署に関して、通常の警察署とは異なったツーリストポリスに行く必要がある場合もあります。

国によって対応が異なるので、確認してみてください。

基本的に必要なものはなく、状況を伝えるだけになります。

とはいえ、念の為にお金と身分証はもっておくといいです。

日本大使館で紛失届を提出

大使館の写真

パスポートを紛失した際、大使館(Embassy=エンバシー)にて紛失届を提出しなければなりません。

『紛失一般旅券等届出書』という書類があるので、記載しましょう。

これにより、紛失したパスポートの効力を無効にし、不正利用を防ぐことができます。

その際に必要な書類は、下記の通り。

・紛失一般旅券等届出書

・ポリスレポート

・6ヶ月以内に撮影された証明写真(縦35mm✗横45mm)

・顔写真つき身分証明書

証明写真に関しては、街中でやっているお店があります。

身分証は国によって対応が異なることがありますが、手元にない場合は日本から送ってもらうことになるかと思います。

また、基本的に手続きに関しての支払いは現地通貨で現金のみとなります。

渡航書の作成

書類にサインしている画像

基本的に、短期での滞在の場合は「渡航書の作成」になります。

本来はパスポートがなければ帰国できませんが、渡航書が一時的にパスポートの代理をしてくれます。

基本的には、戸籍謄本や抄本が必要になりますが、免許証など身分を証明できるものがあれば対応してくれる場合もあります。

謄本や抄本が必要な場合は、FAXや郵送で日本から送ってもらうことになります。

・ポリスレポート

・6ヶ月以内に撮影された証明写真(縦35mm✗横45mm)

・渡航書発給申請書(大使館にて)

・帰国のための航空券または予約確認書

発行されるまでの目安期間は、1〜3日です。

新規パスポートの発行

パスポートの写真

長期滞在者、もしくは長期旅行者の場合は「新規パスポートの発行」になるかと思います。

発行までの目安期間は1週間〜3週間と時間がかかるので、時間がないかたは渡航書をもらいましょう。

・ポリスレポート

・6ヶ月以内に撮影された証明写真(縦35mm✗横45mm)

・一般旅券(パスポート)発給申請書(大使館にて)

・6ヶ月以内に発行された戸籍謄本または抄本

どれも基本的には警察署でポリスレポートをもらい、大使館での指示にしたがえば大丈夫です。

英語での対応など慣れないことで大変だとは思いますが、よい経験になります。

大まかな流れと必要書類など書きましたが、国によって対応も異なるので確認してくださいね。

クレジットカードを紛失した場合

クレジットカード

国内外問わずですが、クレジットカードを紛失した場合はまずは不正利用を防ぎましょう。

その後、盗難であれば警察署に届け出をしてください。

クレジットカードを紛失した場合

・カード会社に連絡して、利用を停止する

・盗難の可能性がある場合は警察署でポリスレポートをもらう

紛失後に不正利用をされ、多額の支払いを請求されないように、少しでも早くカード会社に連絡してください。

停止までに他人に利用された分の支払いは、状況とカード会社によって対応が異なります。

基本的には請求されませんが、自身の対応が遅れると責任を問われる可能性もあるので、迅速に対応してください。

その他の荷物を紛失した場合

旅の荷物の写真

海外旅行保険、もしくはクレカ付帯の保険の項目「携行品損害」によって、補償される場合があります。

状況としては、盗難・破損・事故が補償の目安となります。

条件や補償額の上限は、プラン、状況によって異なるので、保険会社にて確認してみてください。

現地でできる対応としては、下記の通りです。

その他荷物を紛失した場合

・海外旅行保険に加入している方は、保険会社に必要事項を確認する

・盗難の可能性がある場合は警察署でポリスレポートをもらう

保険の補償を受けるにはポリスレポートが必須ですので、現地にて必ずもらいましょう。

海外旅行保険に入っておくと、損失が最小限で済むのでオススメです。

海外旅行保険に加入すべき理由4選。【意外と知らない】

また、海外旅行保険に加入していなかった方も、お手持ちのクレカに付帯されている場合があるので確認してみてください。

補償対象外のもの

お金の写真

海外旅行保険の携行品損害によって、多くの物は補償されますが、対象外のものもあります。

例えば、現金・金券、小切手、有価証券は対象外です。

詳細の方は、ご自身の海外旅行保険会社またはクレジットカード会社に確認してください。

海外旅行中に入院することになった場合

病院での光景

海外旅行中に入院することになったときの対応は、いくつかあります。

保険会社に連絡をすることです。

基本的にはご自身で一時立替えし、後ほど請求するという流れになりますが、

保険会社が提携している病院があれば、建て替える必要なく治療を受けることができます。

海外旅行保険に加入していない方でも、国民健康保険を使える可能性があります。

いずれの場合も、

・医師の診断書

・領収書、領収明細書

は忘れずに取っておいてください。

帰国後の手続きの際に必要になります。

海外旅行中に事件・事故に巻き込まれた場合

車の事故の画像

海外旅行中に、事件や事故に巻き込まれた場合、助けてくれるのは在外公館(大使館・領事館)です。

下記のものは、外務省のホームペジから引用したものです

もしも、海外で事件・事故等のトラブルに遭遇したら

海外で日本人が事件・事故等のトラブルに遭遇したり、緊急入院した場合、在外公館(日本大使館・総領事館)では、制約があってできないこともありますが、解決方法について相談に応じます。お気軽に御相談ください。

在外公館で行っている案内・助言や支援等
弁護士や通訳に関する情報の提供
医療機関情報の提供
緊急時等における御家族との連絡支援
現地警察や保険会社への連絡に際する助言・支援
緊急移送に関する助言・支援(現地での治療が不可能な場合)
被害者等の御家族のパスポートの緊急発給要請
領事面会(逮捕・拘禁された場合に、ご希望があれば)
制約があってできないこと
病院との交渉、医療費・移送費の負担、支払い保証、立て替え
犯罪の捜査、犯人の逮捕、取締り
相手側との賠償交渉、など

また、海外ではマリファナ(大麻)関連などで日本人が逮捕されるケースもでています。

この際も、在外公館が家族と連絡を取ったり、弁護士の情報などをくれたりしてくれます。

適正な法に則られてない場合は、手助けしてくれる可能性もあります。

しかし、その場合は、警察側が連絡を取らせてくれない場合もあるので、その場合は最悪です。

事件・事故に巻き込まれないよう、自己防衛もしっかりしておきましょう。

まとめ

HELPと書かれた画像

基本的に、トラブルに巻き込まれたときの対応はある程度決まっています。

海外旅行中のトラブル対応

・警察に行き被害届をもらう

・大使館に連絡して助けを求める

・保険会社に連絡する

・対応すべきことを1つずつ済ませていく

・書類系は全て保管しておく

焦らずに、1つずつ対応していってください。

また、海外旅行保険について理解しておきましょう。

海外旅行保険とは。メリット・デメリットも解説!

なんにせよ、この記事が必要ない旅になることを願っています。

See you...

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