※2019年12月30日更新
お金の勉強をしないと、一生お金持ちにはなれない。
みなさんこんにちは、あらおです。
今回は、資産運用について。
周りの友人を見ていると、お金の勉強を全くしていない人が多いので、少しでも役に立てたらと思い書いていきます。
もちろん、銀行の定期預金などをしている人はたくさんいますが、もったいなさすぎる。
結論からいうと、
・低利子で運用してもお金は増えない。
・高利子で長期運用に意味がある
以上を「利息(利子)」、「単利」、「複利」とともに解説していきます。
利息(利子)とは
weblio辞書によると、利子とは、
他人に金銭を預けまたは貸した場合に、その見返りとして金額と期間に比例して受け取る金銭。利息。
引用:https://www.weblio.jp
と、されています。
一般的には、年利(1年間で何%)の形が多いので、年利を用いて解説していきます。
例えば、100万円を年利1%で借りたら、1年後に101万円返さなければならない。
逆に、利子が年間1%つく銀行に100万円を預けると、1年後には101万円に増える。
ちなみに、現在のゆうちょ銀行の利子として
・普通預金で0.001%
・定期預金で0.01%
それぞれに100万円を1年間預けたとすると、
・普通預金で100万10円
・定期預金で100万100円
になります。
今の数字をぜひとも覚えておいて下さい。
単利とは
weblio辞書によると、単利とは、
前期間の利子を元金に加えず、元金だけを対象としてつける利子。⇔ 複利
引用:https://www.weblio.jp
例えば、100万円を年利1%で預けたとすると、
1年後:101万
2年後:102万
3年後:103万......
というように、元々のお金に金利を掛けた単純なもので、途中の利子の分は考えません。
おそらく理解しにくいと思うので、次の複利に進んでください。
複利とは
weblio辞書によると、複利とは、
それまでの利子を元金に加え、その合計額に対してつける利子。重利。 ⇔ 単利
引用:https://www.weblio.jp
説明が足りなすぎるので、ウィキペディアを引用すると、
複利(ふくり、英: compound interest)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/
によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。
はい、意味がわからない説明ですね。
例えば、100万円を年利1%で預けたとすると、
1年後:101万円
2年後:102万100円
3年後:103万301円
100万円の1%で、毎年1万円しか増えないはずなのに、3年後に103万301円増えている。
この301円の部分が、複利です。
どういうことかというと、
利息によりお金が増える
→増えたお金の分にも利息がつく
→もとのお金より少しだけお金が増える
つまり、お金がお金を増やすのです。
複利のすごさ
お金がお金を増やし、その増えたお金の力が追加されてさらにお金が増える。
これが、複利の凄さの正体。
先ほどはわかりやすく1%でしたが、「良い資産運用の目安」の3%で計算します。
100万円を年利3%で預けると、
1年後:103万円
2年後:106万900円
3年後:109万2727円
100万円を預けて、3年放置するだけで109万2727円
ちなみに、
10年後:134万3916円
20年後:180万6111円
24年後:203万2794円
100万円の3%でも単利の場合、24年後は172万円なので、約30万円の差が開くことになります。
同じ3%でも、「単利」と「複利」でここまで差が生じるのです。
100万円を24年間でこの金額かよ。
と思う方もいるかもしれませんが、この「複利」は長期になればなるほど効果を発揮します。
ちなみに、銀行の定期預金に100万円を24年間預けていた場合、2402円しか増えません。
今回は、わかりやすく最初にお金を入れて放置するパターンでしたが、現実的に積立方式で、2つのパターンを例に比較していきます。
銀行への預金の場合
現在25歳、貯蓄ゼロのAさん。
※Aさんは、わたくし「あらお」のことではありません。笑
これから老後のために、月に3万円ずつ銀行の普通預金口座に積立するとします。(銀行の利子はほぼ0円なので、計算の都合上無視します)
年間にして36万円。
60歳で定年だとして35年間
36万円×35年=1260万円
これが、35年間月に3万円ずつ貯蓄した場合の金額です。
ちなみに、、、
65歳が定年だとして1440万円
70歳が定年だとして1620万円
これが、利子なしの場合。
老後までに2000万円を貯金したいすると、月に3万円では45年かけても届きません。
ちなみに、35年間で2000万円貯金するには、
2000万円÷35年間÷12ヶ月=47,619円
を貯蓄にまわさないといけません。
次に、年利3%で資産運用した場合をみてみましょう。
年利3%で資産運用した場合
現在25歳、貯蓄はゼロのBさん。
これから老後のために、月に3万円ずつ積み立てていきます。
が、銀行へは預けず、年利3%で資産運用します。
1年後:36万円
5年後:194万円(投資金額180万円)
10年後:419万円(投資金額360万円)
20年後:982万円(投資金額720万円)
30年後:1780万円(投資金額1080万円)
35年後:2211万円(投資金額1260万円)※60歳
40年後:2758万円(投資金額1440万円)※65歳
45年後:3391万円(投資金額1620万円)※70歳
35年運用したとすると、951万円の差がでます。
老後2000万円問題も、月に3万円積み立てて、年利3%で資産運用すれば解決できます。
これが、複利の凄さです。
あのアインシュタインが「人類最大の発明」とも絶賛したのが、複利。
活用しない手はありません。
とりあえず実践する
正直、テキスト上でどれだけ勉強するより、実際にやってみるほうがはるかに良いです。
というのも、「何がわからないかをわかっていない状態」で勉強しても、効率が悪いから。
とりあえず小さな額ではじめてみて、やりながら勉強するのが一番いいです。
個人的に最もオススメなのが、SBI証券を使うこと。
ネット証券会社でナンバー1のシェアを誇っていて、無難に使えるため初心者にもオススメ。
これは積立NISAのページで、全然大した額ではありませんが、実際にわたしも利用しています。
僕の場合7万円を数ヶ月の運用で2,732円の利益、3.9%も増えています(利回りよすぎて不安)
ちなみに、月末に4万円分購入されるように設定しています。
SBI証券のメリットとしては、
・手数料が格安(最重要)
・口座開設無料
・投資情報が豊富
の3点です。
さらに、業界最大手というのも安心材料のひとつ。
ただ、はじめのうちは不安だと思うので、口座開設から投資開始までをサポートしてくれるネクシィーズ・トレードを利用する方法もあります。
お金の勉強をして、お金をうまく利用していきましょう。
See you...