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旅の話

ウユニ塩湖の行き方まとめ。費用は?鏡張りの時期は?トリックアートは?

※2019年2月更新

世界で一番綺麗と言われているウユニ塩湖に、2回行ったことがあります。

みなさんこんにちは、あらおです。

2017年1月と2019年4月に、ウユニ塩湖に行きました。

2年越しにウユニ塩湖に訪れた日本人はかなり珍しいと思うので、1月と4月の比較もしながら解説していきます。

ウユニ塩湖とは?

そもそも、ウユニ塩湖って何?どこにあるの?という方も多いと思います。

百聞は一見に如かずということで、一旦写真を載せます。

こんな感じのところです。

ひとつ言えるのは、写真じゃ全然伝わらない場所ということ。

南米はボリビアにあるウユニ塩湖ですが、広さはなんと10,000㎢を超えます。

これはだいたい、新潟県と同じくらいの面積。

標高は約3,700mですが、かつては海で、アンデス山脈が隆起したさいに大量の海水が残り、この天空の塩湖ができました。

100km四方の高低差がわずか50cmしかないことから、「世界で最も平らな場所」でもあります。

乾いた塩湖

そのため、雨が降ると薄く水が張られ反射し、360度全面鏡張りの世界が誕生します。

標高が3,700mあること、全面鏡張りのことから、「天空の鏡」と呼ばれています。

パノラマ写真

写真写りが良い、いわゆる「インスタ映え」するだけの景色とうのは世界中にたくさんありますが、このウユニは塩湖は、写真では全く魅力が伝わりません。

写真の景色が、360度どこを見ても、どこまで行っても広がっていることを想像してみてください。

本当に天国のような、天国があるならこんな場所がいいなと思えるような場所です。

ただ、この景色はいつまで見ることができるかわかりません。

ボリビアはリチウムの埋蔵用が世界一と言われていますが、その最大の理由がこのウユニ塩湖。

ウユニ塩湖は、世界で一番きれいな場所であると同時に、世界で一番リチウムが埋蔵されていると想定されている場所でもあります。

現在、地理的・政治的な理由からあまり開発は進んでいません。

しかし、電気自動車が普及し、リチウムの需要がより増える未来を考えると、開発されていく可能性は十分にあります。

鏡張りが見れる条件

「天空の鏡」と呼ばれるウユニ塩湖ですが、綺麗な全面鏡張りを見るにはいくつかの条件があります。

・水が溜まっていること

ウユニ塩湖は、水が溜まっていなければどこまでも広がる塩の平原です。

そのため、反射を作ってくれる鏡(水)が必要です。

そのため、鏡張りを見るシーズンは、雨季である12月末〜3月頭。

できれば、1月〜2月に行くことをおすすめしますが、その理由は後ほど解説します。

・水が溜まりすぎていないこと

水が溜まりすぎると、綺麗に反射しません。

・風が弱いこと

風が強いと、薄く張られた水たまりに波ができてしまい、綺麗な反射がみれません。

・降った雨が強すぎないこと

降った雨が強すぎると、水が泡立ち、反射を妨げてしまいます。

・晴れているが、ほどよく雲があること

やはり天気は重要で、青空の方が綺麗に反射します。

晴れていることの逆に思うかもしれませんが、雲も重要です。

雲がなければ反射の対象物が少ないため、反射していることが分かりにくいから。

そのため、「晴れているが、ほどよく雲はある」という状態が好ましいのです。

これらは全て天候次第なので、どうにもできません。

1回目で綺麗な景色を見ることができる人もいれば、一週間待つ人もいます。

ただ、私の体感としては雨季に行けばそこまで厳しい条件ではありません。

というのも、雨季といえど一日中雨が降っていることはほとんどないから。

また、朝日の時間帯はいいコンディションでないけど、日が昇るとコンディションがよくなるパターンも多いです。

実際に2019年4月に行ったときも、サンライズは綺麗に見ることができませんでしたが、昼の時間やサンセットは綺麗に見ることができました。

トリックアートも楽しめる

雨が降らず、水がなかったとしても別の楽しみ方ができるのがウユニ塩湖。

先述したとおり、ウユニ塩湖はほぼ高低差がない他、地平線までなにもないため、遠近感がなくなります。

そのため、遠近法を利用したトリックアートを撮って楽しむこともできます。

アイディア次第ではいくらでも撮影可能で、ツアーメンバーやガイドさんが撮影を手伝ってくれます。

チップスターの箱、ビール瓶、恐竜などが定番です。

気の利くガイドさんなら小道具を持っていますが、基本は持参なので撮りたいものがある方は自分で準備しましょう。

ウユニ塩湖の現地ツアー

ウユニ塩湖って、どういう流れで行くの?と思う方も多いと思いますが、答えはとても簡単。

「現地ツアーに参加する」です。

個人で行く方法もありますが、かなり厳しいし、その選択肢を取ることができるレベルの人がこのブログを読んでいるとは到底思えません。笑

なので、ここではツアー参加についてだけ解説していきます。

オススメのツアー会社

ウユニ塩湖は、「ウユニ」という街が拠点ですが、ウユニにはたくさんのツアー会社があります。

とりあえず、鏡張りのウユニ塩湖が見たいならツアー会社は「穂高」一択で良いです。

というのも、鏡張りがすこぶる人気なのは日本・韓国などアジアが中心で、ヨーロピアンはトリックアートをメインにしています。

そのため、ほとんどのツアー会社はトリックアートに時間のほとんどを使います。

その点「穂高」は、鏡張りがメインで、写真撮影に慣れているガイドも多いのでオススメです。

※ガイドは本当に重要なので、人気のガイドを噂で聞きつけたら指名しましょう。

僕は、ヨーロピアン美女とウユニ塩湖に行きたい一心でツアー会社を何件も回りましたが、やっぱり穂高がいいという結論に至りました。

場所はここです。

ツアーの参加方法

ツアーの参加方法は原始的で、「張り出されている紙に名前を書く」です。

支払いは、ボリビアーノ(ボリビアの通貨)も米ドルも可能です。

値段はだいたい2,000円弱と、かなり安いです。(長靴などのレンタル、移動費は全部込み)

ツアーは何パターンかあって、基本的に

・夕陽を見れるサンセット

・朝日を見れるサンライズ

・星空を見れるスターライト

・トリックアートも楽しめるデイタイム

・一日満喫の1デイツアー(確か3000円くらい)

に分かれています。

ツアーの組み合わせや、時間帯の変更、カスタマイズは、人が集まれば基本的に可能です。

集まらなくても、6人分くらいの金さえ積めば可能です。笑

正直、星空に関してはよっぽどカメラ好きでなければサンセットやサンライズと組み合わせてのツアーがオススメ。

なぜなら、寒いし、寝転がれもしないし、やっぱり飽きちゃう。笑

ツアーには、小道具・三脚・一眼レフ・ドローンがあるとより一層楽しめます。

服装は、黄色や赤などが目立って綺麗なので、オススメします。

オススメの時期

ウユニ塩湖に行くオススメの時期は、1月、2月の新月を狙うのがいいです。

新月の理由は、星空がより一層綺麗に見えるから。

月が明るいと、見える星の数がどうしても少なくなってしまいます。

3月や4月も雨季なので水は溜まっていますが、やはりシーズン(雨季)真っ只中の1,2月と比べると範囲が狭まってしまいます。

それにより、他のツアーとの距離がどうしても近くなってしまいます。

2月に行ったとき、一番近いツアーとの距離はこれくらいだったのに対し

2月に行ったとき

4月に行ったときは、一番近いグループとは5m以内とほぼ隣で、お互いに写真に入り込まないようにだったので、その辺りはマイナスポイントでした。

2月に行ったときは見渡す限りも鏡張りだったのに対し4月は、写真に写っていない方角や奥の方は、目の届く範囲内、水が溜まっていない場所がありました。

とはいえ、4月に行っても全然綺麗な景色は見ることができます。

ウユニへの行き方

日本からツアーで行く場合

あくまで一例ですが、西遊旅行さんの場合、東京発9日間で、60万〜70万円前後。

参考URL:https://www.saiyu.co.jp/

当然ですが、日本発着のツアーに参加するのが最も時間的効率が良く、楽です。

が、一人当たり70万円というのは決して安くありません。

お金に余裕がある、時間と手間ををお金で買いたいというかたは、日本初のツアー参加をオススメします。

個人で日本から南米へ行く場合

日本からの場合、まずはボリビアの首都ラパス、またはチリの首都サンティアゴを目指しましょう。

飛行機は、メキシコ経由、または韓国経由だと安くなる傾向にあります。

ほんの一例ですが、【世界一周経験者直伝】海外旅行の無料必須アプリ10選でおすすめしたスカイスキャナーを用いて検索してみた結果です。

韓国ーチリの往復が10万円弱

ここからはバックパッカー向けの情報も併せて、ボリビアの首都ラパスから行くパターン、チリの首都サンティアゴから行くパターンに分けて説明します。

ラパスからウユニに行く場合

ラパスからウユニへは、バスまたは飛行機の2通りの手段があります。

バスの場合

所要時間は約9時間。

値段はランクによりますが、2,000円〜5,000円です。

前日や当日でもほぼ問題なく予約可能ですが、時間にゆとりがない方は事前に購入しておくと良いでしょう。

カウンターで、「キエロイールアウユニ」(ウユニに行きたい)

と言えば、あとはどうにかなります。

英語はすこぶる通じないので、覚悟しておいて下さい。笑

値段は大差ありませんが、当日のギリギリに行くと安くなる傾向にあります。

飛行機の場合

飛行機の場合は、片道1時間ほど。

値段は日によりますが、往復3万円ほどとみていいでしょう。

ちなみに、ラパスにあるエル・アルト国際空港の標高は4,061mです。

世界って凄いですね。

高山病には気をつけて欲しいのですが、薬局でアセタゾラミドAcetazolamideを

購入すればいいかと思います。

日本でいうダイアモックスで、高山病の薬です。

症状が出ていないなら半錠、出ていたら1錠服用して下さい。

ただ、日本では医師の診断が必要な薬なので、服用は自己責任でお願いします。

サンティアゴからウユニに行く場合

サンティアゴから飛行機でウユニまで行きたい場合、基本的にはラパスで乗り換えることになるかと思います。

が、その辺りはあまり交通の便がよくないため、値段が張ってしまいます。

そこで、わたしがオススメするのは次の行き方。

アタカマ発ウユニ行きツアーに参加する

まず、サンティアゴから、アタカマ砂漠に向かいますが、圧倒的に飛行機をオススメします。

バス:所要時間24時間、金額約6,000円

に対し

飛行機:所要時間2時間、金額2,000円〜

となっています。笑

1週間ほど前に予約すれば、バスより安い航空券代で行けるかと思います。

アタカマ砂漠の最寄りの空港は「カラマ」なので、他と間違わないようにしましょう。

その後、アタカマ砂漠からウユニに抜ける2泊3日のツアーがあるので、それに参加することを激しくオススメします。

そのツアーはオススメすぎて長くなってしまいそうなので、別記事で!

まとめ

ウユニ塩湖は、世界中を旅した旅人でも口を揃えて「最高」という場所。

休みが2週間取れて、一人30万円くらいなら出せるという方は、個人旅行なら日本から行くことも現実的です。

何か質問があるかたは、私のインスタにDM下さい。

一般常識があるかたには、必ず返信します。

See you...

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