
トイレットペーパーはダブル派。
みなさんこんにちは、あらおです。
今回は、わたしの初海外について書いていきます。
この記事を読んで、少しでも行動してくれる人が出てほしいので、語学学校に興味がない方も読め読んいただけると嬉しいです。
正直なところ、この経験がわたしの人生を変えてくれたきっかけと言っても過言ではありません。
価値観が変わったとか、世界が違ったとか、そういう言葉を正直嫌いですが、あのときの行動はわたしを大きく変えてくれました。
英語の勉強にもなりましたが、行動することの大切さを感じました。

セブ島に語学留学したきっかけ
大学一年生の夏季休業期間中、わたしは寝ずに遊んでいました。
「長期休業はアルバイトをしない」という、
チェ・ゲバラもびっくりな革命的ポリシーを持っていたため、本当に毎日遊んでいました。
「楽しかった!でも、こんなんでいいのかな」
命を削るほど遊んだ約2ヶ月間が終わり、感じたことでした。
楽しかったし本当にいい思い出になりましたが、
もっと面白いことがあるんじゃないか、楽しかったでは表現できない何かがあるんじゃないか。
そう考え始めました。
「とりあえず、なんかしよう。」
そんな曖昧な感情のまま、少しもやもや生活しているなかで、たまたま見つけたセブ島の語学学校「NILS」
約5年半前の当時、1日8時間週5でのマンツーマンコース4週間が17万円ほどだったと思います。
しかも、寮費や平日の朝晩、学校までの送迎費込み。
数ヶ月アルバイトを頑張って節約すれば貯金できる金額で、物凄い経験ができることに、心底驚きました。
今となってはなんとも思わないが、当時のわたしは無知であり、すべての世界が未知であり、何も見えない道だった。YO!
本当に、騙されてるんじゃないかと思っていたほどでした。
あれ?何の話だっけ?きっかけか。
かっこよく端的にいうと、「本当の意味でのおもしろいことがしたい」それだけ。
特別な理由なんて、親を説得するときだけでいい。
とりあえず、行動してみることに意味があるのです。

セブ島留学当時のわたしの戦闘力

英語力の戦闘力
英語が得意とか好きとか、海外に興味があったとか、特にそういう理由ではありません。
ただ、当時の将来の夢は教員で、思いっきり理系脳のわたしですが、文系大学にしかいけず、教員になれればなんでもよかったので英語の教員を目指すことにしていました。
なあんだ、元から英語できるタイプか。
と思った方、大間違い。
むしろ一番苦手な教科でした。
大学入試の最終模試の点数は、50点。
200点満点で平均が120点ほど、回答はほぼ4択で叩き出すその点数。
チンパンジーが説いても同じくらいの点数はとれる、そんなレベルの点数です。
そんなわたしは、「I want to〜」わたしは〜したい。
の最強フレーズのみで1ヶ月間生き延びました。
場所がわからなければ、〜に行きたい、時間がわからなければ、わたしは〜を知りたいなど、万能なフレーズ。
本当に、中学校レベルの英語のみでの挑戦でした。
それでも、どうにかなるんです。
出川イングリッシュを見てください。
言葉なんか通じなくても、本気で伝えようとすれば伝わるもんなんです。
旅の戦闘力
当時の私の戦闘力は、ほぼ0でした。
・バックパッカー
・地球の歩き方
・格安航空券
・入国ビザ
この中のワードを、ひとつもわからない状態で行きました。
始めて使った格安航空では、預け荷物に事前予約が必要なことを知らず、超過料金1万円ほどかかりました。
しかも、アホなので、機内持ち込みはせず手ぶら。
少しでも預け荷物軽くするために、持って入れよw
と、今なら笑いながら言えますが、当時のわたしは必死でした。
なにしろ、飛行機=JALだったので、なぜ追加でお金を払わなければならないのか分からないし、
荷物の重量に応じて超過料金がかかることすら知りませんでした。笑
余談ですが、一人での乗り継ぎが始めてな上に海外だし、不安すぎて従業員にチケットを見せまくっていたら
「Later(後でね)」と言われたのですが、
英語ができなさすぎて
Late=遅い
だから
Later=もう遅い
は!飛行機乗り過ごした。もうダメだ。。。
と、一人で絶望した記憶があります。
そんなわたしに、スタッフが優しく出発時刻を指差してくれたので、遅れていないことに気づき、心底ホッとしました。
さらにアホな話をすると、
・海外旅行保険(加入していると、渡航先で事件事故に巻き込まれたとき、実費ほぼ0にしてくれる、盗難にあっても安心)
・国際キャッシュカード(日本の口座から現地のお金を引き出すことができる)
の存在を知りませんでした。
それだけでなく、クレジットカードすら持っておらず、5万円ほどの日本円のみ。
そのうち1万円を預け荷物に使うという失態w
こんなんでもいけるので、大丈夫です。

NILSのよかったところ、悪かったところ

空港までのピックアップサービスがある
空港まで迎えに来てくれる=現地にたどり着けばどうにかなる
なのです。
慣れている方は問題ありませんが、ド初心者のわたしにとっては、かなりありがたいサービスでした。
ちなみに、わたしの場合、なぜか飛行機が30分近く早く到着してしまうという大変ありがた迷惑なでき事が起きてしまい、着いたときに迎えが来ておらず、吐きそうなほど不安でした。笑
セブ島のなかでも治安のいいエリアにある
NILSは、セブ島の中でも治安の良い、ITパークという場所にあります。
比較的安全な場所なので、治安の心配も少なくて済みます。
セブ自体、治安は悪くないのですが、やはり少しでも安心できるに越したことはありません。
ちなみにフィリピンは、ショーパンの人が多いので好きです。笑
日本企業である

海外という不安。旅慣れたいまですらも、「日本」と聞いただけで心底安心できるのは、わたしだけではないはず。
寮での食事
寮での食事も、日本人の口に合った美味しいご飯が毎日食べられました。
昼食や休日は自分で食べるので、フィリピン料理も食べられるし文句なしでした。
寮の清潔感
部屋も、清潔感があり、お湯も出るし水圧も問題なし、トイレも流せるしで、なんの問題もなく使えました。
ただ、当時はエレベーターの故障?で、ゆーっくり地下まで下降していくことが多々ありましたw
海外らしさがあって面白かったので、むしろプラス評価です。笑
日本人学生の量
NILSの生徒は、ほぼ100%日本人でした。
これに関しては、どちらがいいとは一概には言えません。
本気で英語を学びたい人は、滞在期間、一切の日本語を断ったほうが成長は断然早い。
とはいえ、どの学校にも少なからず日本人はいるし、道を歩けばフィリピン人はいるので、結局は己の意志の強さです。
授業自体はマンツーマンで英語のみなので、特に問題はないかと思います。
わたしは初海外だったので、日本人がいる安心感のおかげで気持ちが保たれていたようなもんです。
初日寮に到着したとき、泣きそうなくらいの安心感でした。笑
日本人が多いことのメリットとして
・わからないことを聞ける
・すぐに仲良くなれる
・日本では交わることないであろう人と関われる
があります。
医者だったり、自営業の人だったり、日本では関わることすらないであろう人と仲良く慣れるのが、海外ならでは。
海外行ってまで日本人と絡みたくないと思う方もいるかもしれませんが、わたしは絡んでもいいと思います。
日本に帰国して再会したりなど、古くからの友人よりも会うなんてこともしばしば。
外国人の友だちだと、なかなか会うこともできないので、日本人の友達もいいですよ!
自分で好きな授業を選べる
自分で好きな授業を選ぶことができるのは、ありがたかった。
わたしの場合、Pronunciation(発音)、フリートーク、スピーキング、ライティング、カランメソッドを中心に授業を構成しました。
カランメソッドについては、後ほど紹介します。
他にも、リスニングやリーディングもありますが、インプット(情報を入手する作業)に関しては、個人学習でもできると思い、アウトプット(入手した情報を外に出す作業)を中心に組み込みました。
このように、個人にあった授業を取ることが魅力です。
授業のなかに、カランメソッドがある
カランメソッドってご存知ですか?
カランメソッドとは、反射的に英語で話すことができるようになるトレーニング。
答えはほぼ決まっていて、先生が簡単な英語を話すので、それを繰り返したり、質問を返したりします。
例えば、先生がペンを指差しながら
「Is this a cat? Is this a cat」
と2回聞いてきます。その際に間髪入れずに
「No, it's a pen」
と言うトレーニングです。
英語初心者には、この授業が物凄く効果的。
このようなことを繰り返すことにより、反射的に英語で返せる、「英語脳」のようなものをつくることができます。

語学留学で、英語はどれくらい上達した?話せるようになったの?
「英語が話せる」という基準は人によって曖昧ですが、わたしの答えとしては、YESです。
具体的にどの程度話せるようになったかというと、「中学生の頃に習った文法等を駆使し、反射的に英語で返せるようになった」
それまでのわたしは、
「日本語で考える」→「英語の翻訳する」→「英語で話す」
でしたが
「英語で考える」→「英語で話す」
ことができるようになりました。
例えばこの画像を見て

「りんご」→「りんごは英語でアップル」→「アップルと言う」
のではなく、
見た瞬間「アップル」と出てくる状態。
この状態が簡単な英語でできるようになりました。
すると、会話のタイムラグがかなり減るので、スムーズにコミュにケーションを取ることができるようになります。
面白いもので、ある日突然全部のことが繋がり、話せるようになりました。
もちろん、ネイティブのようなペラペラさではありませんが、「反射的に簡単な英語が出てくる」その状態になることができました。

まとめ
初めての海外は、吐きそうなほどの不安と、それまでにないワクワクでした。
まだ初海外に行ったことない人が、羨ましいです。
いろんな意見がありますが、初めての海外は一人で行って欲しい。
初めての海外で味わう感情は、その先どれだけ旅をしても味わえません。
もしくは、初めて同士の友達と行って欲しいものです。
クソみたいな戦闘力のわたしでも行けたので、大丈夫です。
わたしは現在25歳になりましたが、同級生の友達が仕事を辞めてフィリピン留学したりしています。
今からでも遅くないし、行きたいなら、多少無理してでも行ったほうがいいと思う。
例えそれが40歳だろうと50歳だろうと、100歳だろうと、遅すぎることはない。
この先の人生で一番若いのは今なんだから、今行動しないとこの先できるわけない。
と、思います。
そう考えると、20歳にも満たない若造のくせに、本当にいい選択をしたなと、過去の自分に大感謝です。
他にも、色々挑戦しよう。
今読んでくれている方にも、様々なことに挑戦して欲しい。
今回のフィリピン留学が、きっかけや選択肢のひとつになってくれれば幸いです。
See you...
