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旅のテクニック 旅の話

海外旅行中の防犯グッズと手段【実践済】

腕を組む女性警察官

防犯対策という言葉にすこぶる違和感を抱いており、

防犯(犯罪を防ぐこと)を対策するって、セキュリティを突破したい犯人目線じゃない?と思っています。

みなさんこんにちは、あらおです。

そんなわけで今回は、私が実際にやっていて通用した(と思っている)犯罪対策を紹介します。

今回の記事、犯罪者の目線に立ち心理状態を考えて対策していますが、

私は罪を犯したことないですからね!!!(必死)

※海外旅行で使える防犯ですが、バックパッカー目線になっています。

先に言っておきますが、海外旅行保険は絶対です。

海外旅行保険とは。メリット・デメリットも解説!

盗む側の気持ちになって考える

考える男性

防犯をするにあたって重要なことは、犯罪者側の視点に立つこと。

仮に自分が犯罪者なら、どの場合犯行しやすいかを考え、その逆をすればいいのです。

犯行しやすい環境としては

・ひと目につかない

・時間がかからない

・手間がかからない

・リスクが少ない

・リターンが大きい

などが挙げられます。

簡単にいうと、誰にも見つからずにリスクもなく、短時間で効率よく大金を手に入れたいわけです。

そこから逆算して、防犯をしていきましょう。

歩く場所や時間を工夫する

砂漠を歩く女性

誰にも見られない環境は、犯罪をしやすいです。(当然ですが)

普段善良な人だって、誰にも見られない場所に財布が落ちていたら、どうするかわかりません。

当然ですが、暗闇や人通りの少ない場所は避けましょう。

ケニアのスラム街で聞いた話ですが、街灯を設置したら犯罪が半減したそうです。

環境が明るくなるだけで、そんなにも変わります。

私は海外旅行中、できるだけ昼の間に街灯の数などを確認していました。

街の明るさは、結構治安の参考にもなり、防犯にも繋がります。

また、夜中空港についたときは空港泊をしたりして、明るくなるまで待ったほうがいいかと思います。

歩き方を工夫する

走っている男性

海外旅行中、街中を歩くときは防犯のために早歩きをしていました。

メリットは2つあります。

・滞在時間が少なく済む

・狙われにくい

当然ですが、出歩いている時間は少ないほど犯罪に合う確率は下がります。

これが1つ目のメリット。

もう1つは、早歩きをしていると、犯罪者から狙われにくいということ。

犯罪者目線からして、ダラダラ歩いている人と全力疾走している人、狙いやすいのは圧倒的に前者だと思います。

後ろからそーっと近づき、銃やナイフを突きつければいいのですから。

防犯というのは、そもそも狙われないようにすることが一番で、ターゲットにならないことを意識する必要があります。

意識している人は少ないかと思いますが、有効な防犯の手段です。

他にも、たまに後ろを振り返ったりすると、バレているのでは?と思ってついて行きにくくなります。

だるまさんが転んだと同じで、「振り向くかも」というのが抑止力に繋がるので効果的です。(推論)

あとは当然ですが、できるだけ一人では出歩かず、複数人で行動しましょう。

荷物の管理を工夫する

カメラやパソコンなどの電子機器

次は、荷物の管理についてです。

「時間がかかる」というのは、犯罪者目線でとても嫌なことです。

警察庁のデータで、元泥棒に侵入を諦める時間をアンケートしたものがあります。

5分以内が約68%、10分以内が約91%の犯罪者が侵入を諦めると答えたそうです。

参考:https://www.npa.go.jp/

そのため、いかに手間と時間をかけさせるかが重要となってきます。

ザックカバーをかける

ザックカバーかけたバックパックを背負う男性

バックパックであれば、ザックカバー(レインカバー)がついていることが多いです。

ザックカバーは、荷物が濡れることを防ぎ、荷物が汚れることを防ぎ、さらには犯罪まで防いでくれます。

ザックカバーがあることで、一旦ザックカバーを取るという一手間がかかります。

さらに、バック本体が見えずイメージもつきにくいので、防犯に繋がります。

カギをかける

南京錠で締められた扉

カギをかけることで、かなり手間がかかります。

とはいえ、バックパックはカギをかけるのに適していません。

ヒモのところにワイヤーを通したりすればカギをかけることも可能なのですが、正直面倒です。

私が実践していたのは、バックパック本体を持っていかれないように宿のベッドなどに繋いでおくことでした。

効果があったかのかはわかりませんが、一度も持っていかれたことはありません。

ちなみに、私が実際に使っていたのはこれです。

空港泊するときもベンチと繋げるので安心ですし、地味に重宝しました。

ついでですが、そういうときにトイレに行きたい時は、近くの人に見張っておいてと伝えると効果的です。笑

顔を見られているのでその人が盗むと考えにくいですし、謎の責任感も生まれるため見張ってしまいます。

見ず知らずの人にお願いされたことがあり、それから実践しています。笑

格好を工夫する

豪華なジュエリーを身につけた女性

海外旅行ということで、おしゃれをしたい方も多いとは思いますが、お金があるように見えると標的になりやすいです。

防犯上、おしゃれをしすぎるのはよくありません。

キラキラしたジュエリーや時計などをしていると、強盗にあう可能性も高くなります。

海外旅行保険も、基本的には1品10万円までしか補償してくれません。

あまり高価なものは身に着けず、日本においていきましょう。

服装も、あまりに派手すぎたりすると狙われる可能性が高まるので、控えめな方がいいかと思います。

貴重品の持ち方を工夫する

後ろポケットに財布を入れている男性

このブログでは何度も言っていますが、海外旅行中ポケットに貴重品をいれるのはやめましょう。

人混みでスられる可能性がかなり高くなるので、防犯上よくありません。

日本のように後ろポケットの財布やスマホを入れて歩くと、なくなるので注意してくださいね。

防犯のために、持ち方を工夫しましょう。

ウエストポーチを持ち歩く

ショルダーバックを持つ女性

海外旅行中、貴重品はウエストポーチに入れて、前にかけることをオススメします。

また、財布やスマホは出したらすぐしまいましょう。

とはいえ、泥棒はどこから見ているのかわからないので、出し入れは少ないほうが良いです。

私の場合、紙幣類はウエストポーチに入れて、小銭はポケットに直接入れていました。

そうすることで少額の支払いは簡単に済むし、仮にスられても小銭で済みます。

バス代やタクシー、トイレや飲み物などの支払いの度に財布を出さなくて済むのでかなり楽ですよ。

マネーベルト(セキュリティポーチ)をする

ベルト

海外旅行の際、マネーベルト(セキュリティポーチ)は防犯上かなり役に立ちます。

ズボンの中で腰に巻けば外から見えないので、狙われるリスクがかなり減ります。

クラブやバーに行くなど、荷物を持ち歩きたくないときにも役立ちますし、パスポートも保管できます。

仮に強盗に合ったときでも、マネーベルトに入れたお金は残る可能性も高いので、最悪の場合でも手助けになります。

私はマネーベルトに、クレカ1枚、現金200ドル、パスポートを入れていました。

また、汗などで濡れても大丈夫なようにジップロックに入れることをオススメします。

基本的にどれでもいいですが、パスポートが入るサイズをオススメします。

さらにいうと、首掛けのパスポートケースも結構役に立ちます。

スマホの管理に困ることがありますが、これを服の下から首にかけていれば安心です。

もしくはスマホの防水ケースなどもいいですが、素材がビニールだと肌について気持ち悪いです。笑

私はマネーベルトと首掛けのパスポートケースどちらも利用していました。

それにより、スリに関して一切心配する必要がなく、バスでも熟睡できました。

面倒ですが、かなり有効な方法です。

強盗にあったときの想定をしておく

銃を持つ男性

これまでは、防犯の話でしたが、最後は巻き込まれたときのための対策です。

スリに関して防ぐことはできても、強盗を防ぐことは正直難しいです。

被害にあった場合のことを想定し、被害を抑えることも防犯です。

大事なものは小分けする

小分けされたビン

強盗にあったときに、全財産取られたり全てのクレカを取られたらどうしようもありません。

仮に強盗にあっても大丈夫なうに、貴重品は小分けしておきましょう。

上に書いたマネーベルトや、首掛けのパスポートケースもその一例です。

靴の中敷きにいくらか入れたり、かばんの奥底に入れたり、パターンは色々あります。

人によっては、ジップロックに入れた後、シャンプーの中に隠している人もいました。

(繰り返すけど、私は泥棒じゃありません。)←余計に怪しい笑

最悪の場合を想定し、クレカや現金を小分けしておきましょう。

命を守るのが最優先ということを意識しておく

生まれたばかりの赤ちゃん

海外旅行中、どれだけ防犯をしても被害に合う可能性はあります。

そのときに、命を最優先することを忘れないでください。

例えスリにあっても、絶対に追いかけないでください。

相手が子供であろうと、勝てそうであろうと、相手が銃を持っている可能性はあります。

実際に、コロンビアで日本人大学生が犯人を追いかけて殺された事件もありました。

海外旅行保険で相応のお金は返ってきます。

荷物なんてくれてやりましょう。

シュミレーションしておく

シュミレーションをしている画像

私は、海外で強盗にあったときのシュミレーションもしていました。

そうすることで、パニックにならずに済むと思ったからです。

私が正しいとは限りませんが、決めていたことが2つあります。

・相手の顔を見ない

・抵抗しない

強盗側に立場になると、絶対に顔は見られたくありません。

「顔を見られたから殺害する」という可能性もあるため、顔は見ないと決めていました。

また、抵抗すると相手がパニックになる可能性もあります。

強盗は、お金が欲しいだけで命が欲しいわけではありません。

そう考えると、銃やナイフは脅すための道具で、実際に使用するためではないのです。

相手がパニックになり発砲されたら、たまったもんじゃありません。

抵抗しない意思を示し、命を守ることが最優先かと思います。

幸いにも、実際に使う機会がなかったため有効かはわかりませんが、想定しておくと良いかと思います。

最後に

雲海をバックに立つ男性

海外旅行中の防犯を色々書きましたが、最後に簡単にまとめておきます。

防犯まとめ

・犯罪側に立ち、されたら嫌な防犯をする

・出歩くときは時間や場所、人数を考える

・カバーやカギなどをかける

・貴重品は小分けする

・最悪の場合を想定しておく

意外に思われますが、私はかなり慎重な方です。

正直なところ、そこまで意識する必要があるかわかりませんし、していない人もたくさんいます。

犯罪に関しても、恐れているほど身の回りに起こりません。

とはいえ、自分の身を守るのは自分の仕事です。

あなたの身になにが起ころうと、私にも周りの人にも関係ありません。

また、海外旅行保険にお金を使いたくない方は、クレカ付帯でもいいので理解していてください。

海外旅行保険に加入すべき?クレカで十分?

海外旅行は本当に楽しいですが、日本よりリスクもあります。

最善の防犯をして、最大限楽しんでください!

See you...

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